営業部営業課
Yさん
1997年入社
1つの案件に向かってみんなで力を合わせ、
受注にこぎ着ける達成感が味わえます。
01
どんなお仕事をしていますか?
主に官公庁の施設を担当。お客様の要望を汲み工事体制を整えます。
まずは新築や修繕の受注を獲得することが営業の仕事です。お客様から発注予定などの情報を仕入れ、具体的な要望や相談を伺ったり、一般競争入札に参加するための資料をつくったりする一方、社内では関連部署と打ち合わせて人員配置などの工事体制を整えます。晴れて受注することができ、建築部門や土木部門にバトンタッチした後も、施工中のトラブル対応など必要に応じてサポートします。
担当は違いますが、静鉄グループ各社から仕事を発注していただくこともよくあります。ただ、グループだから無条件に仕事をいただけるわけではなく、受注するための努力は必須ですね。
02
この仕事の醍醐味とは?
みんなの努力で1つの案件を受注にこぎ着けたとき。
当社は公共施設などある程度規模の大きな工事を担っているので、受注決定までの準備に2、3年を要することもあります。それだけに、1つの案件に向かって社内外の様々な人々とみんなで力を合わせ、最終的に受注にこぎ着けたときが最大の醍醐味です。
そのために、お客様と密にコミュニケーションをとり、安心して任せてもらえる信頼関係を構築するのが営業の役目。何度も直接会ってよく話を聞くうちに、反応が変わってきます。
03
印象に残っている仕事は?
あるお客様が他社に依頼した施設の建設が予算に合わず、当社に依頼をいただいたのですが、当社の提示金額でも厳しく、お客様を怒らせてしまいました。そこで資材や工事を工夫して質を落とさずにコストダウンを図ったり、お客様にも予算を調整していただいたりして、なんとか予算内におさめることができました。完成後にはすごく感謝され「次の工事もお願いしたい」と言っていただき、新しい案件獲得にもつながっています。
04
仕事で大切にしていることは?
スピードです!
頼まれたことは極力早く回答し行動することを心がけています。困っているお客様のためにすぐ動けば感謝されるし信頼されます。何か仕事につながる情報をいただけたり、頼んでいただけることもあります。特に修繕の仕事はスピードが大事。早く動かないと他社に先を越されてしまいます。
05
静鉄建設を選んだ理由は?
実は入社後5年は経理をやっていたんです。専門学校時代から経理志望で、就活のときも建設業に興味があったわけではなく、最初に内定をいただいたのが当社でした(笑)。5年後に営業に異動になったときは何も分からず、辞めたいと思ったこともありましたが、もう20年も続けています。今も一人前の営業になれたとは全く思っていませんが、文句を言いながらも力を貸してくれる仲間に助けられて今があります。この仕事は周りの人の協力が必要な仕事。会社として大きすぎずちょうどいい規模ということもあって、皆いい関係で働きやすい環境です。それも20年続けてこられた理由ですね。
1日のスケジュール
出社
始業前に、お客様に提出する資料や申請書類などを準備します。
始業・朝礼
営業は朝礼に出ずお客様との打ち合わせや現場に直行することもよくあります。
お客様と打ち合わせ
受注獲得に向けたヒアリングや提案、見積もり提出などを行います。
昼休憩
一度会社に戻り、買ってきたお弁当を食べるか、近所で外食します。
お客様と打ち合わせ
私が担当するお客様はほとんど県中部地域なので1日に2〜3ヵ所は回ります。
一時帰社
お客様からの連絡事項を社内の担当部門に伝えます。
現場巡回
何か問題があれば対応し、円滑な工事をサポートします。
帰社
朝の続きのデスクワークや翌日の準備をします。
終業・退社
忙しい時は1時間ほど残業することも。出先から直帰する日もあります。
就活生へメッセージ
私がそうだったように、やる気さえあれば未経験でもなんとかなります。それに、私が若い頃と比べたら教育体制は格段に整っています。上司と一緒にお客様を回ってルートをつくり、少しずつコミュニケーションを身に付けていくことができます。宅地建物取引士などの資格の知識は役に立ちますが、知識は後からついてくるもの。それよりも、人の話をよく聞き、理解し、正しく伝えるコミュニケーション力を磨いてほしいと思います。